紙設博物館1

Paper made Museam

ここでは生命の発生から恐竜の誕生までを一気に紹介しています。

1.生命の誕生

Birth of a life

1995年発表 マーメイド、ミ・タント、塩ビ等使用
原生代の単細胞生物、クラゲ、エディアカラ動物などを博物館の展示品のように作ってあります。顕微鏡写真のようなものは、半透明の塩ビ板に切り込みを入れ、裏からこすりつけて凹凸を出し、裏に反射板を設置して透過光で見せるアイデアです。
 
 

 

 2.カンブリア紀

Cambrian Period

1995年発表 レザック、マーメイド等使用
バージェス頁岩化石群などカンブリア紀の生物を精密に表現。ほとんどを5cm以下に作っています。制作の前年にNHKスペシャルでアノマロカリスが紹介され、デザインの参考になりました。

 
 

 

3.三葉虫

Trilobita

1995年発表 色画用紙使用
三葉虫の化石を浅いレリーフ状に起伏をつけて表現しました。大きさはそれぞれ5cmぐらいです。後から知ったのですが、近年発見されている三葉虫にはもっと立体的なものや、突起が複雑なものなど創造心をかきたてるものが多く、そういうのもチャレンジしてみたいと思います。

 
 

4.海サソリ

Sea Scorpion

1995年発表 マーメイド使用
古生代シルル紀の海にいた海サソリのプテリゴートゥスとエウリプテリスです。特に右側のプテリゴートゥスは体長3mに達し、当時の海で最強の捕食者だったようです。胴体のなめらかなカーブは、その部分に水をしみ込ませ、紙が柔軟になってから曲げ、その形を維持したまま乾燥させると表現することができます。 

 
 

 

 5.古代魚

Fish of Paleozoic era

1995年発表 マーメイド、タント使用
古生代の中期から末期にかけて住んでいた古代魚、無顎類・板皮類・軟骨魚・総鰭類など有名どころを作って並べてあります。ほかに海サソリや直角貝、筆石なども並べ古生代の海を表現しています。

 
 

6.ダンクレオステウス

Dunkleosteus

1995年発表 タント使用
古代魚の中では最も大きく強力だった板皮類。かつてはディニクティスと呼ばれていました。10mあったといわれる全長を30cmに縮小して再現しました。
 
 

 

7.石炭紀

Carboniferous period

1995年発表 マーメイド、レザック等使用
石炭紀には植物や両生類が次々と陸上に進出しました。
左後方には総鰭類エウステノプテロンから両生類イクチオステガへの有名な比較模型。右後方には古代の森を一枚のジオラマ仕立てで表現しています。

 
   

8.原始両生類

Early Amphibia

1995年発表 マーメイド等使用
石炭紀は両生類時代とも呼ばれますが、巨大だったのは多くはなく、ほとんどは10cm
程度だったようです。そこで小さく表現したものもあります。中央の100円玉と大きさを
比較してみてください。
 
 

9.ペルム紀

Permian period

1995年発表 マーメイド、レザック等使用
石炭紀からペルム紀まで古生代の末期に現れた動物です。
右下から爬虫類が登場し
ますが、ここからは作品の縮尺を1/33に統一し、各動物相互のリアルな大きさを比較
できるようにしてあります。
 
 

10.三畳紀

Triassic period

1995年発表 マーメイド等使用
中生代三畳紀に現れた動物たちを一同に集めてあります。最大の動物は最も奥にある
魚竜のショニサウルスでした。左側には恐竜でない海の爬虫類や陸のトカゲ類、右側に
は初期の恐竜が現れています。
 

 

 

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