企画展2

Exhibition 2

依頼を受け、仕事として開く展示会です。どうしても恐竜、昆虫、動物など子供向けのテーマが多く、期間も夏休みに集中してしまいます。私としては大人を対象とした物や、違う季節の展示もやっていきたいのですが。

みらくる・ペーパー・わんだーらんど 

2002年 日立市科学館

97年に生命の歴史を展示した日立科学館で、今度はペーパークラフトをメインにした展示。と言っても、アイキャッチはやはり段ボールの巨大恐竜です。その他、姫路の時のように複数の作家のコラボ展示となりました。私は前回ここで披露しなかったミニチュアやフィギュア作品を出しました。

紙のふしぎワンダーランドきょうりゅうはくぶつかん

2004年 佐賀県立宇宙科学館

例の生命の歴史シリーズに98年の巨大生物展で追加した動物を加えた豪華版のラインナップで臨みました。博物館を兼ねた本格的な施設らしく、全ての展示物にアクリルのカバーがかけられ、時代ごとにステージを分割してわかりやすく見せていて、本当に博物館の学術的な展示物のようでした。

それいけ!虫むし探検隊

2005年 徳島県あすたむらんど
初めて昆虫に特化した企画展です。これもメインはカブトムシやクワガタなど、当時人気だった本物の昆虫展示やふれ合いコーナーで、私のペーパークラフトはおまけのようなものでしたが、派手さに欠けるので、ジオラマ仕立てで見せる昆虫のオブジェをいくつも作って並べました。

紙のふしぎワンダーランド

2006年 岡崎市イオンホール
初めて恐竜などのテーマも、他人とのコラボもなく、私個人の世界展として開くことを許された企画展。いわば依頼された巨大な個展です。初期のワンシートクラフトから徐々に変化する作風、多彩な制作スタイル、もちろん生命の歴史や昆虫シリーズもありますが、当時手がけ始めていたアート系フィギュアやワイルドライフシリーズなど、当時の私の集大成とも言える完成度の高い展示でした。

 紙のふしぎワンダーランド

2007年 市原市水と彫刻の丘
この年は展示ラッシュで、ゴールデンウイークには2カ所が重なるという事態になりました。そこで、岡崎で展示したオールジャンルの作品群を総動員して2カ所に振り分けました。千葉県の会場は彫刻をメインにした美術館的な施設だったので大人の鑑賞にも耐えるアート的な作品を揃えました。

 紙のふしぎワンダーランド

2007年 久留米市福岡県青少年科学館
千葉と同時開催されたこちらは、スペースの広い科学館だったので子供向けの恐竜や昆虫、動物など、おなじみのシリーズを展開しました。それでも、両会場とも私の作品だけでは埋まらなかったので、TVチャンピオンでも共演した作家・大熊光男氏とのコラボ展示となりました。

 紙のふしぎワンダーランド

2007年 大阪市阪急梅田店三番町
デパートの地下のイベント広場にパーテーションを立てての展示。狭い空間内に久留米での子供向け作品を中心に展開しました。ここでも、大熊氏とのコラボです。ここの会場は天井が低くて、真夜中の展示作業。真夏というのにエアコンは切られ、熱中症寸前だったことを覚えています。

紙のふしぎワンダーランド

2008年 香川県イオン綾川ショッピングセンター
同じイオングループの岡崎店で06年にやった総合展の縮小版ですが、イオンモール入り口すぐの解放空間に展示台を並べただけの会場で、一応ロープは張ってありますがセキュリテイ的にはハラハラする展示会でした。

 紙どうぶつ園&ロボットで遊ボット

2009年 青森県イオンモール下田
この年から、東北地方で新しいシリーズでの活動を展開することになります。題して「紙のどうぶつえん」。動物園の少ない東北の子供たちのためにゾウやキリンといった定番の動物たちを立体で見せてあげよう、というのがコンセプトです。このために急ごしらえの動物たちの大型模型を数十体も制作しました。この会場では鳥専門の作家・穴澤郁男氏とのコラボでした。

たんけん!ジャングルミュージアム

2010年 愛媛県総合科学博物館
大きな博物館での展示。熱帯雨林の生物というのがテーマの夏休みイベントです。展示物のほとんどは熱帯の昆虫、要するに大型カブトやクワガタ、擬態昆虫、美しい蝶などやピラニア、アロワナなどの熱帯魚などの生体や標本の展示。私のペーパークラフトは息抜きのようなものです。今回はテーマに合わせ、昆虫標本や熱帯の動物模型を選定して展示しました。

企画展1へ

企画展3へ

私の仕事トップへ

HOME