個展

Self Exhibition

最初はワンシートクラフトという独自の作品を認知させるために銀座の一等地の広いギャラリーを使って大々的に個展を開いていましたが、やがて発表の機会が依頼されての企画展主体になってくると自腹を払っての個展というのはなくなっていきました。

 

紙々の王国

1988年 銀座尾張町ギャラリー

ワンシート初お目見えのこの個展では、とにかく1枚の紙だけで作る不思議さをアピールすることが先決で、展開図が難解でトリッキーな作品を多数披露しました。「神々」をもじったタイトルも、そんなコケおどしの姿勢を暗示しています。

紙工錯誤

1989年 銀座尾張町キャラリー
あまり難解すぎる仕掛けでは逆に1枚で出来ているという根本が伝わらなかったという前回の反省から、今回は一転して謙虚で自虐的なタイトルとなりました。ここではあまり凝らずに楽しんで見られる構成にしました。
 

ペーパークラフト展

1992年 茅ヶ崎丸鮮市場
前の個展来場者の依頼で、茅ヶ崎市丸鮮市場のイベントコーナーで展示を行いました。出品物は第2回個展と同じ物です。
 

紙設博物館

1995年 銀座尾張町ギャラリー
紙で作れないものはないと考え、任意の分野の端から端まで全部作って見ようと思い立ったのが「生物の歴史」です。結果、自然史博物館の展示物みたいになったのでこのようなタイトルになりました。テーマをピンポイントに絞り込んだことがインパクトを与えたようで、多くの関連業者の目にも止まり、後の仕事につながりました。
 

ペーパーリアリズム展

1999年 原宿ギャラリーRe-Ma

ワンシートクラフトは紙設博物館でひとつの集大成を迎えたと考え、次は逆に多くの紙質を駆使してリアリスムを追求することにチャレンジしました。知人の妹が始めた画廊からこけら落としの展示を頼まれ、場所が表参道であり小さな画廊だったので、ドールハウス的なミニチュア作品を多数発表しました。
 

和田洋一の世界ペーパークラフト展

2003年 岩手県北上市ボイスギャラリー

岩手県北上市の大手文具店からインターネットを通じて依頼された店内イベントとしての展示。2部屋分の広大なスペースが与えられ、ワンシートクラフトからミニチュア、フィギュアなど、歴代の作品を総動員した、当時としては最大規模の展示となりました。
 

ペーパーリアリズム04

2004年 横浜みなと町ギャラリー
横浜のギャラリーからの依頼で開いた個展。99年の時より広い会場でしたが、動物作品や大型フィギュアなど新作も増えてきたので、またリアリズム作品だけでの展示となりました。
 
 
 

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